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ペナルティーエリアでのルールとマナー

ナイスショットでフェアウェイをキープ。

手前の池がちょっと気になるけれど、ここは華麗にグリーンオン!

…のはずが、力み過ぎて大ダフり。

ボールは池に向かって一直線に転がっていき…ぽちゃん…。


そんな悪夢のような状況には遭遇したくありませんが、流れが悪い日はあるものです。

こんな時でもルールを熟知しておけば冷静に対処することができます。


池やクリークといったペナルティーエリアは、黄杭や赤杭で囲まれています。

杭の色の違いで対処の違いはあるのか?また、その時の罰打は何打なのか一緒に確認していきましょう。


【Q1】黄杭で囲まれた池に入った時の処置の仕方は?


【Q2】赤杭で囲まれた池に入った時の処置の仕方は?


【Q3】ペナルティーエリアに入ってしまったが、そのまま打っても大丈夫?


ペナルティーエリアに向かってボールが飛んで行ったら、最後までしっかりと見るようにしましょう。罰ありの救済を受ける場合、ペナルティーエリアに入った個所が重要だからです。


ペナルティーエリアに関するルールは、プライベートのラウンドでは細かい点をあまり気にしない方が多いですが、競技に出られる方はしっかりと覚えておきましょう。


***答え合わせ***


【Q1】黄杭で囲まれた池に入った時の処置の仕方は?

黄杭で囲まれたエリアはイエローペナルティーエリアと定義され、1打罰で次の2つの選択肢があります。


・1打罰で元の球を打った場所からプレーする

・1打罰でペナルティーエリアに入った地点とホールを結んだ後方線上にドロップする


(ゴルフ規則のオフィシャルガイドより抜粋)


【Q2】赤杭で囲まれた池に入った時の処置の仕方は?

赤杭で囲まれたエリアはレッドペナルティーエリアと定義され、1打罰で次の3つの選択肢があります。


・1打罰で元の球を打った場所からプレーする

・1打罰でペナルティーエリアに入った地点とホールを結んだ後方線上にドロップする

・1打罰でペナルティーエリアに入った地点から、2クラブレングス以内でホールに近づかないエリアにドロップする


イエローペナルティーエリアとレッドペナルティーエリアの違いは、赤文字で書いた3番目の選択肢があるかどうかです。


(ゴルフ規則のオフィシャルガイドより抜粋)


【Q3】ペナルティーエリアに入ってしまったが、そのまま打っても大丈夫?

ペナルティーエリアがプレー禁止区域になっていなければ、あるがままにプレーすることもできます。しかし、プレー禁止区域に指定されている場合は罰ありの救済を受けなければなりません。


以前は、ペナルティーエリア内のボールを打つ時にクラブを地面につけることはできませんでしたが、2019年のルール改正で地面に触れてもペナルティーが付くことはなくなりました。また、ルースインペディメント(折れた木の枝や葉っぱなどの自然物)も取り除けるようになりました。


しかしペナルティーエリア内のボールに対して、他の規則に基づく救済はありませんのでご注意を!


いよいよ次はパッティンググリーンでのルールとマナーです。

パッティンググリーンで気を付けたいマナーは、他のエリアに比べて少し多め。

2回に分けてお話したいと思います。

ホールの最後はスマートなプレーで気持ちよく次のホールに向かいたいですね。

更新をお楽しみに!

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