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基本通りのアプローチではピンに寄らない

ここ最近、アプローチが上手くいかないという悩みを生徒さんからよく聞きます。

その度に「3月、4月は難しいですよ」とフォローしながら(色々な理由で春のラウンドは本当に難しいです)レッスンを始めるのですが、ある程度の練習量と経験がある人であれば技術的な問題がある事は少ないです。


ところが、練習場では上手くいっても、コースでは上手くいかない!

それは何故でしょうか!?


1番の原因は、練習場と同じようにしようとするからです笑

練習場でのアプローチは平らなマットの上から打ちますが、コースでは傾斜のある芝生の上から打ちます。芝目の影響やボールの浮き沈みもあります。何よりボールが違います!

真面目な皆さんは、良い結果が得られない時に「自分が悪い」と考え、さらに練習場と同じように打とうとします。その結果、必ずミスをします。

まずはコースと練習場は違うということに気づきましょう!


では、コースでアプローチを成功させるにはどうすれば良いか?

そのためには、練習場で練習しているアプローチを基準として、状況に応じたアレンジを加えなければいけません。

ですが、経験を積まなければ状況を判断し、アレンジを加えることはできません。

また、私たちのように経験豊富なプロゴルファーでも、全ての状況を網羅し、それに合ったアレンジを見つけるにはどれだけ時間があったとしても足りませんし、1つとして同じ状況から打てることはありません。


そこで必要なのは想像力!


この状況から寄せるにはどんな球筋が最適なのか?

その球筋を打つには、どのようにクラブをボールに当てればいいのか?

そのためにはどんな感じで身体を動かせばいいのか?

これらをイメージできるかどうかが成功へのカギを握ります!


プロゴルファーは同じシュチュエーションで数種類のアプローチをイメージしています。その中から「多分、ミスになりにくいだろう」という方法でアプローチします。

数種類と言ったのは、あり得ないと思われる何十もの方法は除外しているからです。


グリーンエッジまで10ヤード。グリーンエッジからピンまで20ヤードの合計30ヤードのアプローチ。あなたは除外するアプローチの種類をいくつ持っていますか?

それがあなたのバリエーションの多さです。

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