Rodger Davis(ロジャー・デービス)

21歳から23歳までの2年半。オーストラリア、ゴールドコーストの南に位置するパームビーチというところに住んでいました。

その頃の一日のスケジュールは6時頃に起床し、7時頃から浜辺をランニング。

ランニングコースの周りには素敵な家がたくさんあり、ガレージに駐めてあるポルシェやフェラーリなどの高級車を見ながら『プロになって賞金稼いでこんな車に乗るぞ!』と思ったものです。

ランニングの後は朝食をとり、10時頃にはコースへ。

午前中は練習場で過ごし、午後はラウンドという毎日です。


ゴールドコーストのリゾートコースには芝から打てる立派な練習場が併設されていて、有名なプロもごく普通に練習しています。

そんなある日、いつものように練習しているとブライアン・ジョーンズとロジャー・デービスがアプローチグリーンにやってきました。


世界中のツアーで活躍していた2人の練習を間近で見れる最高のチャンス!


勇気を出して2人に声をかけ、練習を見せてもらうことに。

当時の私のハンディーキャップは0〜1。プロになるにはもう一歩というレベルです。

少し離れたところに座って、二人の練習を見ていると私とは決定的に違う所を見つけました。

それは…


2人ともボールを拾う時、座って手で拾ってる!!!


それまで私は、クラブでヒョイヒョイとボールを拾うのが上手な人の証だと思っていました。こんな感じで↓




しかし、彼らは違ったのです!


よく考えれば当然なんです。

彼らのアプローチは深いラフだろうがバンカーだろうが、どこから打ってもピンの周り2メートル以内に寄るので、ピンの横にバケツを置いてしゃがめば、腕を伸ばして届く範囲に全てのボールが集まっているのです!!


今まで気が付かなかった自分が恥ずかしい…。世界のレベルを知った瞬間です!


それからしばらくたったある朝、いつものようにランニングをしていると

『Good morning, Masa』

声の方を振り返ると、ポルシェに乗り込むロジャー・デービスの姿が。

テンションが上がり、いつもより走るペースが上がったのは言うまでもありません。


その後ロジャーはアメリカのシニアツアーに行き、2003年のサンドセーブ率1位に輝きました。そんなロジャーのバンカーショットを間近で観察できたのは、とても貴重な経験です。



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