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スイング理論についての個人的見解


ゴルフ雑誌やYouTubeでは、常に最新の理論が展開されています。

私も生徒さんや後輩から質問があると調べて勉強するようにしているのですが、納得できる理論にはなかなか出会えません

そのほとんどが、昔から言われていることを誇張して表現したり、世界で活躍しているトップ選手の癖をフォーカスして『これが秘訣だ!』と騒いでいたりするだけです。


2000年前後にはアニカ・ソレンスタム選手やデービット・デュバル選手が活躍していたころは【ルックアップ打法】が流行りました。当時、世界のトップだった二人が共にルックアップ(インパクトで目標方向に顔を向ける動作)をしていたからです。


レイドオフなどという言葉も流行りました。いまだにそれを教えている人もいますが、私は嫌いです。レイドオフで長続きする選手はいませんし、選手生命の長いプロは逆に若干クロスしています。


スタック&チルトという理論も流行りましたが、300ヤードをキャリーで打てるようなロングヒッター専用の曲げない打法だと思うので、私は人に教えたことはありません。

(曲げないという意味では理にかなっていると思います)


最近ではGGスイングでしょうか!?

はっきり言って意味が分かりません。あれは理論というより感覚です。

そう言うと『アダム・スコットもやっている』などと反論する人もいますが、アダム・スコットはGGスイングに出会う前にマスターズに勝っています。


最新の理論でゴルフが下手にならないよう、皆さんもご注意ください!

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