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ライセンスカード

皆さんはプロゴルファーの会員カードを見た事がありますか?


車の免許証と同じでいつも財布に入れて持ち歩いてますが、ゴルフ場以外で見せる事はまずありません。

レッスンをしていても『見せて下さい』と聞かれたこともないですし、試合会場でも出す事はありません。試合に出る資格があるからエントリーするので確認の必要もないですし、何年もプロゴルファーをしていれば競技委員さんを含めて顔見知りになりますしね!


そんなライセンスカードですが、部屋の片付けをしていたら懐かしいものがいくつか出てきたのでご紹介します。


まずは1枚目。

オーストラリアゴルフ指導者連盟のライセンスカードです。

もともとアメリカの団体なのですが、世界各国に支部があります。日本にも上陸していて『USGTF JAPAN』という名前で活動しています。

この資格は、2日間のラウンドテストと3日間の講義で取得できます。ラウンドテストに通らなくてもLevelⅡの資格を発行してもらるので、意外と持っている人は多いようです。

ゴルフスクールの中には、資格を持たずに面接を受けに行くと、取得をすすめるところもあるようです。

アマチュア部門もあるので、あなたも挑戦してみてはいかがでしょうか!?



2枚目は2009年に韓国ツアーに挑戦した時のライセンスカードです。

外国人枠で4位(3位だったかも?)になり、意気揚々と1年間参戦しましたが、気合が空回りしたのか全く歯が立ちませんでした。苦い思い出なので、コメントは控えます…。



3枚目は日本ゴルフツアー機構(JGTO)のライセンスカードです。

この資格は有効期限が1年限りなので、TVで放送されるような大きな試合に出ようと思ったら、シード選手を除いたすべての選手は夏に始まる予選会(QT)を受けなければなりません。

毎年1000人以上が挑戦して、12月の最終予選が終わった段階で参加者全員に順位がつきます。この順位を元に翌年に出られる試合数が決まるのです。

ちなみに、この年の私の順位は130番。この順位だと2部ツアーにしか出る事ができません。当時は「チャレンジツアー」という名称でしたが、現在は「AbemaTVツアー」として開催されています。

昔は参加者全員に届いていたライセンスカードなのですが、最近は希望者のみに発行するようになりました。携帯する必要がないので私は申請していません(日本プロゴルフ協会の会員証があれば特に必要ないので)。

写真は2011年のものです。もちろん今は使えません。



4枚目は中国ツアーのライセンスカードです。

予選会からハプニングだらけで大変でしたが、開催コースはどこも素晴らしく、とてもいい経験になりました。

スクールを始めた時の自己紹介で記載した「魚肉ソーセージ事件」はこの時の出来事です。

近日中にアップします(笑)

初戦から4位に入り、1年を通して成績も良かったので翌年も行こうかと考えましたが、試合のスケジュールがコロコロ変わり、直前まで予定が立てられず振り回されてしまうので辞めました。

その後、USPGAツアーの3部ツアーという位置づけになり運営方法も改善されて、参加する日本人選手も増えたようです。



最後に、こちらが日本プロゴルフ協会の会員証です。

「クラス TP」とはトーナメントプレーヤーの事で、ティーチングプロはTCPと記載されます。

このライセンスカードは世界中で通用するのでプロゴルファーのパスポートのような物です。



その他にも、日本プロゴルフ協会会員のみが持っているネームプレートや金バッヂなど、皆さんが普段目にすることのないグッズがいくつかあります。

私の知らない資格もあると思うので、レッスンを受けている方は先生に聞いてみると新たな発見があるかもしれませんね。


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