今年入会されたIさんから『先生、4オーバーで回りました!』と連絡をいただきました。
入会された時点で十分にお上手なIさんは、スイングの微調整とバランスを整えればいつでも70台でプレー可能な実力です。
そのため、レッスンといっても技術的なアドバイスは多くありません。
その日のプレー内容を聞いてみても、インの出だしでダボが続いた以外は思い通りのプレーができていたようです。
私『良いですね!76!!スコアカード持ってますか?差し支えなければブログにアップしてもいいですか?』
Iさん『スコアカードは友達が書いてたけど持ってないな〜。送ってもらえるか聞いてみますね。今回のところは短いコースだったので66ですよ!』
確かに私もスコアカードはわざわざ書きません。
Iさんのように良くプレーされている上級者は、スコアカードを書いていなくても(同伴競技者も含めて)全てのショットを覚えているものです。
その後、お友達に送っていただいたスコアカードがこちら↓
なるほど!
だから4オーバーとの報告だったのですね!!
距離も短く、Iさんにとっては簡単なコースだったのかもしれませんが、実力がなければ出せないスコアです。
難しいコースで必死になってパーを取ることももちろん大切ですが、スコアの出しやすいコースで、しっかりと良いスコアで回ってくることは同じくらいかそれ以上に大切です。
パーやバーディーを量産することはゴルファーにとって一番の良い薬となります。
少ない数字を出し続けることによってセルフイメージも変わり、技術は同じでも実際にスコアを出すレベルがアップします。
いわゆる「ターゲットオリエンテーション」ですね。
その証拠に開幕前のプロゴルファーはあえて簡単なコースでプレーし、良い感覚を思い出したりしています。
技術の習得も大切ではありますが、実力をしっかりと発揮する練習=ロースコアを出す練習もとても重要です。
悪いスコアの慣れてしまうと、その感覚から抜け出せなくなってしまいますからね!
Iさんが今年の夏に良い報告をたくさんしてくれることを楽しみにしています!!