先日「ボールマークを直さないゴルファーは上達しない」という記事を書きましたが、同じように目土をしないゴルファーも上達しません。
なぜか!?
芝生を削りながらボールを打つという感覚がないからです。
自分が芝生を削ると思っていなければ目土を用意する必要もありませんし、目土を持っていなければ目土できませんからね!
私は常々「Wの付くクラブでは、芝生を削るようにしましょう」とアドバイスしています。ちなみにWの付くクラブとは、PW、AW、SWの事です。
もちろん芝生を取らないで打つ状況もありますが、Wの付くクラブでの通常のショット(特にフルショット)では、多かれ少なかれ芝生が削れるものです。力のない方でも、ソールが地面に届くまで打ち込んで行かなければ、コントロールされた正確なショットを打つ事はできません!
そして、この時の芝生の削れ方=ディボットを見れば、その時のインパクトの状態が分かるのです。
【平らなライからの理想的なディボット】
1,000円札ぐらいの大きさで、目標より若干左に向かって削れるのが理想
いくら理想的なスイングを練習しても、ちゃんとボールに当たらなければ狙い通りには飛んでいきませんし、芝生の削れ方(ディボット)を見ると、インパクトの状態がある程度分かります。
西洋芝や雨上がりなどは大きなターフが取れますし、高麗芝や乾燥して固いフェアウェイでは少ししか削れませんが、その時々のターフを観察することによりインパクトのイメージが湧いてくるようになります。
皆さんも目土を用意した上で、自分の打った形跡【ディボット】を観察してみて下さい。必ずナイスショットが増えてくるはずです!
※ディボットの形については、皆さんが思っているより深い話になってしまうのでブログでは割愛します。どうしても気になってしまう方はレッスンの時に聞いてください!
ディボットについてはこちらの記事もチェック!
Comentários